個展

ruminant 反芻するもの

同時代ギャラリー 京都 / 2012

記憶は いつも 変わってゆく 感情も 絶え間なく 変わってゆく
それでも それは いつも私にとって 真実

なぜそんなに泣いているのか 鏡で泣いている自分をみると
なぜそんなに泣いているのか 誰も悪くない

すべてが自然の出来事なのに 自分のなかで 何が起きたのか
反芻を繰り返している
自分の言動 他人の言動 身体や感情 温度 湿度 概念 記憶 、、、
時間をかけて 反芻する
それがどんな味になろうとも 体の一部となるまで
京都 同時代ギャラリー